2024年7月4日に、本学は福祉関係の仕事に従事しているOGを招き、「OGガイダンス 福祉職」を開催しました。
高齢者・障がい者介護サービス事業に勤務するOG2名と、児童相談所に勤務する1名の計3名にお越しいただきました。

自身の就職活動の経験談では、現場の雰囲気を知るために希望する施設へ見学に行くことの重要性を話されました。見学を通じて職場環境を肌で感じ、自分の適性や希望に合っているか、見極めることができるとのことです。
また、友達や先生からの情報収集も積極的に行うと良いというアドバイスがありました。一人で就職活動をしていると、どうしても考えが偏りがちになります。より良い人間関係を築き、周囲から情報収集をすることで、自分一人では得られない視点やアドバイスを得ることができ、就職活動がより充実するとのことでした。
さらに、社会福祉士の資格を取得するための勉強と並行して就職活動を行うことの大変さについても話がありました。資格取得と就職活動の両立は非常に困難ですが、これを乗り越えた経験は大きな自信になり、その後人生でも自分の支えになるそうです。今、まさに大変な思いをしている学生も、この話は励みになるのではないでしょうか。
OGの皆さんは働き始めてから、「働きながら学ぶことの大切さ」を実感されているそうです。座学だけでは得られない現場での知識や経験が多くあり、まだまだ学ぶべきことが多いこと感じているそう。このことでより意欲的に仕事に取り組めているのだそうです。

最後に、OGの皆さんからは「自由な大学生活を満喫してほしい」というメッセージがありました。このメッセージには、大学生の今だからこそできるチャレンジや経験を積極的にしてほしいという願いが込められているようでした。
OGから聞く話は自分事としてイメージしやすかったのではないでしょうか。今後もこのようなガイダンスを通じて、学生の皆さんの就職活動を支援していきたいと考えています。