保育科には、毎年、市町の公務員（保育士）を目指す学生がいます。公務員試験ではグループディスカッションが課されることが多くあります。一般に限らず公務員試験も年々早期化しており、こうした試験に早めに慣れることが重要になってきます。
そこで、１月２９日、保育科1年生を対象にグループディスカッション対策講座を開催しました。今回の講座は、ジョブカフェ愛workから講師をお招きし、学生の皆さんにグループディスカッションの基礎を学んでいただきました。

講座では、講師からグループディスカッションの概要や役割分担（司会や書記など）、そして評価基準について詳しい説明がありました。その後、学生たちは5～6名のグループに分かれて、実践練習に挑戦しました。

課題が出され、いざディスカッションが始まりましたが、最初は戸惑う様子も見られました。当然本番でスマホは使えません。自力で意見をまとめる難しさを実感したようです。
本番で求められるのは、ただ意見を述べるだけではありません。積極性、協調性、そして創造性など、様々な視点から評価されることを先生は強調されていました。

さらに、普段から時事問題に関心を持ち、「自分ならどう考えるか」「どう意見を述べるか」を意識することが大切だとアドバイスをいただきました。
また、「グループディスカッション突破の10原則」や、便利なフレーズとして「私の経験なのですが～」といった表現も紹介され、学生にとって非常に参考になる内容が盛りだくさんでした。
3月にはさらに実践的なグループディスカッション対策講座も予定されています。今回の学びが次のステップにつながり、学生たちが自信を持って公務員試験に臨めるよう、引き続き支援します。